「ラッちゃんにありがとう」〜愛犬が教えてくれる“今を生きる”ということ〜

名前を呼ぶたびに、心があったかくなる

ラッちゃんにありがとう

Instagramでつながっていた元保護犬のトイプードル「お恋さん」が、お空へと旅立ったという知らせを受けました。
お恋さんは、6歳で飼育放棄されてしまった女の子。でもそこから新しいママと出会い、8年間を共に過ごしました。
ママが投稿していたお別れのメッセージには、深い愛情と感謝があふれていて、読んでいて自然と涙が溢れてきました。


Instagramで知った「お恋さん」の旅立ち

「お恋さんへ」と始まるママの投稿文。
沖縄や鹿児島、北海道まで一緒に旅した思い出、毎日ラジオ体操をした日々、そして「しばしのお別れだよ。また向こうで会おうね」というやさしい言葉。
お恋さんの人生が、ママとパパと過ごした8年間でどれだけ幸せだったのかが伝わってきました。


別れは突然に訪れる。父との思い出がよみがえる

お恋さんの旅立ちの話を読んで、私が25歳の時に他界した父のことを思い出しました。
父は寿司屋をしていて、両親共働きだったので、私は小さな頃から犬と一緒に寝食を共にして育ちました。
高校を卒業してすぐに上京してからは、両親と過ごす時間もほとんどなく、気づいたときには父はもういませんでした。
「もっと話したかった」「もっと伝えたかった」
その悔しさは、今も心に残っています。


ラッちゃんとの日々に、心からのありがとう

今、私のそばには「ラッちゃん」がいます。
言葉は通じなくても、そばにいるだけで心がほっとする。
顔をくっつけて匂いを嗅ぐと、なんとも言えない安心感があるんです。
散歩も、寝顔も、ごはんを食べる姿も、どれもが私にとって癒しで、かけがえのない時間です。
本当に、「ありがとう」と伝えたい気持ちでいっぱいです。


犬が心を癒す理由

犬と一緒にいると、心が落ち着いたり、気持ちが前向きになったりします。
それには、ちゃんと理由があるんです。

  1. オキシトシンの分泌
     犬と見つめ合ったり触れ合うことで、安心ホルモン「オキシトシン」が分泌されます。
     ラッちゃんの匂いを嗅ぐと、なんともいえない安心感があるのはこのためかも。

  2. 無条件の愛と受け入れ
     どんなときでも全力で愛を返してくれるラッちゃん。その存在に、何度も救われています。

  3. ストレス解消とリラックス効果
     一緒に歩いたり遊んだりすることで、コルチゾール(ストレスホルモン)が減少します。
     最近はあまり長く走らなくなってきたけど、それもまた大切な時間です。

  4. 社会的なつながり
     犬を通じて他の人と出会ったり話したりする機会も増えます(うちのラッちゃんは人見知りだけど…笑)

  5. 感情の安定と不安の軽減
     悩みや不安があっても、ラッちゃんがそばにいてくれるだけで「大丈夫かも」と思えることがあります。

  6. ルーティンによる安定感
     ごはん、散歩、寝る時間。毎日の繰り返しが、生活のリズムを整えてくれます。(うちはちょっと不規則だけど…笑)

  7. 感情の共鳴
     ラッちゃんは、私の気持ちを敏感に察してくれます。
     言葉がなくても、心で通じ合ってる気がするんです。


アニマルセラピーという力

犬とのふれあいが人間の心や体に良い影響を与えることは、「アニマルセラピー(ペットセラピー)」としても知られています。
動物たちには、癒しや活力を与える力があります。
感じるか感じないかは人それぞれ。でも、私は確信しています。
ラッちゃんにくっついているだけで、心が穏やかになるんです。


ラッちゃん、いつもありがとう

お留守番が苦手で、オヤツさえ手をつけないほど落ち込むラッちゃん。
それでも、私が帰るといつも満面の笑顔で迎えてくれる。
その笑顔に、どれだけ元気をもらっているか分かりません。

本当に、ありがとう。
これからもずっと一緒にいようね。
たくさん散歩して、たくさん笑って、たくさん「ありがとう」を伝えていきたい。


もしよかったら、この記事を読んでくれた方も、大切な存在に「ありがとう」って伝えてみてくださいね。
当たり前のような毎日こそ、実は一番大切な時間なのかもしれません。


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