「テニスって若い人のスポーツじゃないの?」 そんなイメージを持っている方、実は多いのではないでしょうか?
でも実は、テニスこそ年齢を問わず楽しめる“生涯スポーツ”です。ゆったりしたペースでボールを打ち合うだけでも、体と心に良い刺激が得られます。

この記事では、シニア世代や体力に自信のない方でも無理なくテニスを楽しめる方法を、コーチ歴30年のまーぼーが実体験を交えてご紹介します!
我が家の愛犬ラッちゃんも、コートサイドでいつも応援(?)してくれていますよ♪

なぜシニアにテニスがおすすめなのか
シニア世代にとってのテニスの魅力は、体だけでなく心にも良い影響を与えてくれる点にあります。
1. 適度な有酸素運動
テニスは走り回るイメージがありますが、実際には“歩く程度の動き”でも十分。ラリーを続けるだけでも有酸素運動になります。ウォーキングの延長と考えてOKです!
2. 判断力・集中力の維持
ボールのを追いかけ、タイミングを合わせるという行為が、脳の活性化にもつながります。いわば“楽しい脳トレ”です!
3. 仲間づくり・交流
テニスは基本的に2人または4人でプレーします。自然とコミュニケーションが生まれ、孤立しがちなシニア世代にも嬉しい“つながり”が生まれます。
始める前に感じる不安はみんな同じ
多くのシニアの方が、テニスを始める前に以下のような不安を感じています。
- 体力が続くか心配
- 道具の使い方がわからない
- 周りについていけなかったらどうしよう
でも安心してください。私がこれまで指導してきた生徒さんの中には、運動経験ゼロから始めた70代の方もいらっしゃいます。
大事なのは、「できることから、ゆっくり始める」こと。たとえば、
- ラケットにボールを乗せて歩いてみる
- ネット越しに1バウンドで返す
- 声を出してラリーを楽しむ
これだけでも立派な“テニス”です!
体力に自信がなくても大丈夫!ゆるやかな始め方
ラケット選びからスタート
まずは道具選び。シニアの方には「軽量ラケット」がおすすめ。扱いやすく、手や腕への負担が少ないタイプが多く、初心者にも安心です。
👉 おすすめのラケットを厳選して紹介しています! ▶ コーチおすすめ!初心者に最適なラケット5選 シニア世代でも扱いやすいモデルも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
シューズはこちらを参考にしてみてください→🎾コーチおすすめ!初心者に最適なテニスシューズ5選
レッスンは短時間から
週1回・30分程度でもOK。大切なのは“継続すること”。疲れすぎないうちに切り上げることで、また次回へのモチベーションにもつながります。
やさしい練習メニュー例
- 椅子に座ってサーブの動きだけ練習
- ネットのすぐ近くからラリー
- ラケットでボールキャッチゲーム
「できた!」の感覚を大事にしながら、無理なく楽しむのがポイントです。
地域で見つける“安心のテニス教室”
最近では、シニア向けや初めての方向けの「やさしいテニス教室」も増えています。たとえば、
- 市町村のテニス教室
- 地元テニススクールでの初心者コース
- 健康増進を目的とした介護予防プログラム
見学・体験のすすめ
いきなり参加するのが不安な方は、“見学”や“体験”から始めましょう。実際の雰囲気を感じることで、自分に合うかどうかの判断もしやすくなります。
もし愛犬と一緒に参加できる環境であれば、なおリラックスできますね。
私がやらせてもらっている町のテニス教室(愛知県・武豊町)でも、小学生〜シニアまで幅広く受け入れています。途中参加・見学も大歓迎です!
長く楽しむための工夫
テニスを“続ける”ためには、いくつかのコツがあります。
1. 自分なりの楽しみ方を見つける
「健康のため」「仲間に会いたい」「ラッちゃんとお散歩がてら」など、プレー以外の目的があると継続しやすいです。
2. 道具にこだわってみる
お気に入りのウェアやシューズを用意するだけで、気分が上がります。見た目も動きやすさも大事に!
3. 無理をしない
休みたいときはしっかり休む。無理に続けるより、「また来たいな」と思えることが大切です。
4. 小さな目標を立てる
- 今日は5回ラリーを続ける
- フォアハンドだけに集中する
- 笑顔で終える
そんな“ゆるい目標”でも十分達成感が得られます。
まとめ|年齢を理由にしないテニスライフを!
年齢や体力に関係なく、テニスは“楽しみたい”という気持ちさえあれば始められるスポーツです。
最初の一歩はちょっとだけ勇気がいるかもしれませんが、始めてみると「もっと早くやっておけばよかった」と言う方も多いです。
私の相棒・ラッちゃんのように、見ているだけでも楽しくなれるのがテニスの魅力。ぜひ、ご自身のペースで、“あなたらしいテニスライフ”を始めてみてくださいね。
体験教室や質問があれば、いつでもお気軽にご連絡ください!